- TOP
- 診療科目
- 健康診断・特殊な検査
健康診断・
特殊な検査
病気になってからではなく、病気を未然に防ぐことは長く健康でいられるためにとても大切です。当院では一般的な健康診断に加えて、特殊な検査も取り扱っております。
健康診断
健康診断
- 診断費用
-
・Aコース 11,000円(税込) ・Bコース 22,000円(税込)
Aコースは若い子向き、Bコースは歳を重ねていろいろ気になる子向きです。
半日お預かりでの検査です。検査当日の朝は、絶食でご来院ください。
診断内容
-
- Aコース
- ①詳しい身体検査
- ②詳しい血液検査(電解質と生化学12項目)
- ③便検査
-
- Bコース
- ①詳しい身体検査
- ②詳しい血液検査(電解質と生化学12項目)
- ③便検査
- ④尿検査
- ⑤血圧検査
- ⑥腹部胸部エコー検査
*どちらのコースもレントゲン検査は入っておりません。希望される方は、別途7,700円が追加になります。
特殊な検査
被毛ひもうミネラル検査
- 検査費用
-
・被毛ミネラル検査(検査のみ) 11,000円(税込) ・検査結果のご説明とカウンセリング(栄養学的分析含む) 19,800円(税込)
ミネラルがバランスよくとれているかの指標に使う犬猫の「被毛ミネラル検査」を実施しています。検査の結果により、犬猫のストレス具合や胃腸の状況、重金属の蓄積および排泄の程度が推測できます。というのも、被毛はこれらの排泄器官のひとつだからです。検査には犬猫の被毛を少量(0.1g)郵送するだけです。
手づくりごはんを与えておられる方は、ご自身のペットに過不足なく(必須)ミネラルが補給されているかのチェックのために、市販フードを与えておられる方は、そのフードに過剰な有害金属が含まれていないかのチェックのために、一度は調べておくことをお勧めします。
知らずしらずのうちに体内に蓄積される有害金属(水銀、カドミウム、鉛、ヒ素など)は、長い時間をかけて健康をむしばみます。この有害金属は、食べものや水、大気や土壌など、日常生活の中で接するいろいろなものに含まれており、体内に入ってきます。
2018年に発表された論文(※)では、犬用ドライフードでの調査で、魚のフードにはヒ素、カドミウム、水銀の濃度が高く、赤身肉(牛肉、鹿肉、バイソン)フードでは鉛濃度が高く、チキンフードは比較的、ヒ素などの重金属濃度が低かったと報告されています。
胃腸炎や皮膚病を何度も繰り返したり、治りにくかったりする病気には、ミネラル不足が関与していることもあります。攻撃的な性格が、ミネラルを補給すると穏やかになったということもあります。ミネラルは、体内のあらゆる代謝に不可欠な、大切な栄養素です。
これら有害金属とミネラルの体内での過不足状況は、被毛中に含まれるそれらの濃度を測定することによって、ある程度推測することが可能です。
※…Front Vet Sci. 2018 Oct 25;5:264. doi: 10.3389/fvets.2018.00264. eCollection 2018
腸内細菌解析/
口腔こうくう内細菌解析
- 検査費用
-
腸内細菌解析/口腔内細菌解析の
ご説明とカウンセリング19,800円(税込)
近年、ヒトも犬猫も、細菌たちと共生していることが注目されています。
動物の皮膚にもお口や腸の中にも、目には見えないけれども細菌達が住んでいて共存しているのです。特に、大腸に住む細菌達はその種類も量も膨大で、「腸内細菌フローラ」や「腸内細菌叢(さいきんそう)」と呼ばれています。腸内細菌フローラは、共存している動物に侵入する病原体から、その動物を守ってくれています。さらに、脳の働きや情動、皮膚の状態にも関与していることが明らかになってきています。
長年続く胃腸の不調や皮膚のトラブルには、この腸内細菌フローラが大きく関与している可能性があります。そんなとき、この腸内細菌解析/口腔内解析がお役に立ちます。今、腸内で何が起こっているのか?なぜそうなってしまったのか?今後、どうすればいいのか?あるいは、今飲んでいるサプリは本当に効いているのか?この子は歯周病になりやすいのかどうか?などの手掛かりがつかめます。検査は、わずかな便/唾液を郵送するだけです。