その他の代替補完療法
昨今、特にがんに対する代替補完療法の情報が入り乱れており、非常に混乱しているのが現状です。
それらに対しては、多くの研究結果を反映させて、当院なりの評価をしてご提案させていただきたいと思っております。
当院で出来ないことは
手術をした方が良い病気の場合、当院では手術はいたしておりません。
その病気の分野において私が信頼している獣医師・動物病院に、手術を依頼いたします。
紹介する専門病院・協力病院
人間の医師には診療科目というものがあり、例えば『循環器の医師』であれば、主に循環器の病気を深く詳しく勉強して診察します。
一方、獣医師は複数の種類の動物の、全ての病気を診なければなりません。
しかしひとりの獣医師が全ての分野の病気を正しく診断治療することには限界が有ります。
当院では高度な専門治療が必要と判断した場合に、その専門分野の獣医師からのアドバイスを受ける方が、より良い治療が出来るのではと考えております。
以下に当院と交流のある専門病院をご紹介いたします。
患者さんのお住まい、ご都合、手術内容、先方動物病院のスケジュール等によりご紹介いたします病院が異なる場合がありますので、ご了承ください。
一般的な外科手術
西川動物病院
〒527-0023 滋賀県東近江市八日市緑町23-2
院長 西川秀司 先生は、湖東地域の多くの小動物を診療してこられた先生です。弊院に近いため、通常の一般外科に関しては本病院をご紹介いたします。
田辺獣医科病院
〒914-0814 福井県敦賀市木崎43-17-2
現在私が勤務している動物病院です。私はここでは歯科治療を担当しておりますが、それ以外の例えば胆嚢摘出などの手術は、院長の田辺哲也 先生と一緒に手術に臨みます。
整形外科・腫瘍外科
エルム動物病院
〒525-0067 滋賀県草津市新浜町55-31
院長の奥村滋 先生は、骨の問題をはじめとした外科手術には多くのご経験をお持ちです。外科に関しては、どんなに知識が豊富でも実践が伴わないと技術は磨けません。
奥村先生は、近隣の動物病院からの紹介・依頼手術をこなすエキスパートです。
循環器外科
千村どうぶつ病院
〒482-0042 愛知県岩倉市中本町南加路桶20-13
院長の千村収一 先生は、現在の『犬猫の循環器』診療を確立されたメンバーのおひとりです。特に先天性心疾患の手術に、非常に多くのご経験をお持ちです。
耳科
どうぶつ耳科専門クリニック主の枝
〒656-0054 兵庫県洲本市宇原2279-2
耳は脳の近くにあり、かつ顔面のいくつかの神経が耳のそばを通っているため、手術には多大なリスクが伴います。その耳の手術に果敢に挑むのが、院長の杉村肇 先生です。
眼科
動物眼科センター
〒480-1147 愛知県長久手市市が洞3丁目1001
目はとても繊細な臓器です。検査にも特殊な装置が必要な場合もありますので、専門病院で最終判断をしていただくのがお勧めです。
脳神経科
KyotoAR獣医神経病センター
〒613-0036 京都府久世郡久御山町田井新荒見208番地の4
MRI検査装置のある病院は多くありますが、MRI検査で大切なことは検査画像から正しく病気の診断をすることです。正しい診断をするためには、多くの症例を経験することが必要です。
センター長の中本裕也 先生をはじめ、植村隆司 先生、長谷川裕基 先生は、非常に多くの診断と治療のご経験をお持ちです。
呼吸器科
犬・猫の呼吸器科
〒252-0001 神奈川県座間市相模が丘6-11-7
犬猫の喘息や呼吸困難などの呼吸器疾患に関しては研究が遅れており、原因がわからなかったり治療が確立されていなかったりというのが現状です。院長の城下幸仁 先生は、呼吸器に特化した診察をされている貴重な獣医師です。
漢方治療
高草山どうぶつ病院
〒421-1131 静岡県藤枝市岡部町内谷947-1
院長の橋本昌大 先生は、犬猫の治療に漢方薬を使う獣医師の草分け的な存在です。漢方治療の元になっている中国医学には4000年の歴史がありますが、いまから約1400年前の『千金方』という古い中国医学の教科書に、医者たる者のモラルに関しての論述があります。この内容を要約すると
①全身全霊を以って最高の医療を提供する。②医者に相応しい徳と身だしなみをする。③社会的責任感をもつ。ということになりますが、橋本先生はこれらも実践しておられる方です。
治療に分子栄養療法を取り入れている動物病院
アリス動物クリニック どうぶつ統合医療センター
〒358-0011 埼玉県入間市大字下藤沢442-10
院長の廣田順子 先生は、栄養学的アプローチを取り入れた治療をされています。犬猫の治療にこの分子栄養療法を取り入れている動物病院はまだまだ数が少なく、廣田先生はその草分け的な存在です。
ゆーから動物クリニック
〒070-8044 北海道 旭川市 忠和4条8丁目3-3
院長の小関ユミ 先生は、分子栄養療法の大先輩です。廣田先生とともに、犬猫その他の小動物の治療に分子栄養療法をとりいれる方法を研究・実践なさっています。